「僕だけがいない街」感想-ドラマ化もされたミステリーサスペンス漫画

サスペンス

この作品は2016年にアニメ化、映画化、2017年にはドラマ化された人気作品のようでした。
今更かよって感じですねwブックオフのセールで576円でした💡


主人公は売れない漫画家でピザ屋のバイトをして生計を立てている「藤沼悟」
再上映(リバイバル)という直後に悪いことが起こる際に意思に関係なく発動してしまう
特殊な能力を持っています。
そのリバイバルの能力が広がっていき、少年時代まで遡ってしまうことに・・・

作品概要

【作者】
三部けい
他作品 水溜りに浮かぶ島 夢で見たあの子のために
【ジャンル】
サスペンス
【巻数】
9巻 完結 角川コミックス

あらすじ

毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ!この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来?それとも…。

おすすめポイント

・ミステリー、サスペンス物が好き

・考察が好き

逆に
・バトル物ではない
・派手なアクションが好き

という人にはおすすめできないわね。

俺は真犯人が当たってしまいなんとも言えない気持ちになったぜ。

僕だけがいない街の感想(ネタバレ込み)

プロローグ

1巻はプロローグ的な展開でした。
主人公のリバイバルの説明や周囲の関係、とある誘拐事件の犯人などの説明がされています。
母の凄さや母の子を思う気持ちに悲しい気持ちになりました。
1巻の最後の方ではまさかの少年時代までリバイバルしてしまう展開へ・・・
なぜ少年時代まで戻ったのか・・・

メインストーリー

気が付くとなぜか小学生にリバイバル!?
過去に誘拐されていた「雛月加代」の失踪を防ぐことに。
記憶を頼りに過去を変えることに成功したが、結末は変わらず・・・
過去と現代を2~3回繰り返すことで真犯人への手がかりを見つけていきます。
加代を無事に助けたり、真相に近づいていくことなど飽きずにストーリーは進んでいきます。
7巻での「僕だけがいない街」の意味、セリフが出てくる場面は読者の心をぐっと掴んだかと思いますね。

ただ良くも悪くも最後もあっさり終わるところがなんとも言えないかもしれないです。
ストーリー自体は8巻で終わり、9巻はサイドストーリーのようになっていますのでぜひ最後までお楽しみください。

人間関係

雛月加代
主人公の悟は加代を助けるために行動し両想いな感じがしますが、加代との未来はというと・・・
個人的にはええぇぇぇ💦NTRみたいやん・・・となりました。

小林賢也
悟の親友ポジション。大人びてるけど、実は仲間が大好きになっていく描写が個人的にはとても好き。
真犯人を探すのに全力なところも良き。

藤沼佐知子
悟の母、元アナウンサーということで周りを観察することに長けている。
ぶっきらぼうのようで悟を心から愛しているシーンで泣けちゃいます。

矢代学
小学校の先生、子供の将来に影響のある名言を残す素晴らしい先生、周囲からの信頼も厚い。

他にも魅力的なキャラクターが多くいますが、愛梨を思う主人公の気持ちは最後まで理解できなかった。
個人的には加代とのシーンが多いのでヒロインは加代な感じ。
愛梨の存在が重要なのかな???と思ってます。もちろん悟の心の原動力ってのはあるんでしょうが・・・

角川コミックスはよくセールにもなりますし、ブックオフでは100円コーナーにある場合も多いので是非読んでみてください。

にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村 ずっきーの本棚 - にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました